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「裏銀座エリアの魅力を伝えるため」に2022年に創刊された『URAGIN Magazine』のvol.2が発刊、入荷しました。
特集は「伊藤新道 再生」。
「自由であり、自分なりの冒険に挑め、何歳になっても発見が楽しめる場所にー」と昨年復活した伊藤新道。
道の歴史や背景を辿りつつ、橋の損傷や入り口となる湯俣までの道中の落石、他にも様々な変化がこの1-2年にあったことが伝わってくる内容です。
伊藤新道、三俣山荘、竹村新道、湯俣とグルっと時計回りに登って降りてくる順番の構成。
前号と同じく河谷俊輔氏が写真を担当。山と人の呼吸音が聞こえてくるかのような美しい写真もとても魅力的なマガジンです。
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【ネオアルプス公式サイトより】
・訂正の案内:https://neoalps.com/2024/10/15/『ウラギンマガジン第2号』お詫びと訂正/
北アルプスの主要なクラシックルート裏銀座。そのひなびた魅力、
知られざる歴史やスポットに光を当てるエリアマガジン。大変お待たせしました。
ついに「URAGIN Magazine vol.2」が発売となりました。
第2号となる今回は湯俣をベースに伊藤新道の再生や竹村新道を取り巻く歴史や人が作り出すロマン、山で暮らす人々の多様な視点が盛り込まれています。そして自然界の気配や質感を見事に捉えた写真がみなさんを知らない間に湯俣渓谷の幽玄に誘うでしょう。
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「URAGIN Magazine Vol.2 」 は2023年に再開通した伊藤新道にフォーカスしています。湯俣から伊藤新道をたどって三俣山荘へと向かい、さらに裏銀座縦走コースの稜線を北上して、最後は竹村新道を通って湯へと下る周回ルートの魅力をご紹介します。
約40年ぶりに復活した伊藤新道は、熱水によって赤茶けた岩がそびえ、さらに温泉成分が生み出す“湯保ブルー”の湯俣川、炭酸カルシウムなどの温泉沈殿物が堆積した噴湯丘など、自然のダイナミズムと険しさが感じられる稀有な道。再生の立役者となった伊藤圭さんによる、父・伊藤正一さんの開拓の歴史、そして圭さん自身が再生に込めた思いなどが綴られたコラムも収録されており、伊藤新道の風景のみならず、バックグランドの一端にも触れることができる内容になっています。
さらに、三俣山荘の代表である伊藤敦子さん、スタッフの井上実花さんへのインタビュー、裏銀座縦走コース、竹村新道、湯のありのままの情景を切り取った多数の写真も掲載。
伊藤新道から始まるウラギンの旅を、脳内でじっくり味わってみてください。(泥谷範幸)
定価 1,500円+税
発行:一般社団法人ネオアルプス
写真:河谷俊輔
編集・執筆:泥谷範幸
アートディレクション:鈴木雄一郎(ROOST Inc.)
印刷:株式会社弘久社