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『WORKSIGHT』25号「アジアのほう Towards Asia」

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『WORKSIGHT』25号、アジア特集。 クルアンビンのポスターも手がけるジャワ島のイラストレーター、ファチュロファイ・ムハンマドの表紙がまず目を引く。 昨年阿佐ヶ谷にオープンした中国インディ音楽ショップ兼ライブハウス「mogumogu」のmogu氏への取材では、地下出版や「プラスチックのリサイクル用原料」として中国に入ってきた外国のCDがインディシーンに与えた影響などが語られていて興味深かった。 また、中国の若者の間で、2010年頃から寺山修司が流行っていたり、坂本龍一からの流れでYMO、細野晴臣、そして横尾忠則が人気になっているというのも面白い。 雑誌全体として、1960-80年代の日本のアングラ・サブカルが現代のアジアの若者に受容されていく様々な流れのうちの一端を掴める記事が収録されているかと。 そして2018年『STUDIO VOICE』アジア特集号の編集者だったMOTE氏のアジア漂流記は、見たままの景色と個人的な内面や状況を描写しつつ、その外側へと筆が向いていてとても読み応えがあった。 各地の名もなきローカルクラブシーンそれぞれの異様さが感じられ、読みながら血が踊り出すようだった。『STUDIO VOICE』アジア特集を読んだ方はぜひ! 良くも悪くもしっかりまとまった記事が多いので、アジアカルチャー通の人にとっては少し物足りないかもしれませんが、入門編としてはきっとバッチリなのではないかと。 60冊紹介されているブックガイドも充実です◯ ーーー 【公式サイトより】 ずっと欧米の文化に憧れ、目指してきた日本。しかし時代は変わり、カルチャーの新しい潮流はアジアから生まれつつあります。 アジアの人びとがアジアを見つめ返される時代。今回の特集では、オランダ・ロッテルダムを拠点にアジアの音楽を発信する Guruguru Brain/幾何学模様 の Go Kurosawa をゲストエディターに迎え、新しい文化がうごめくアジアを探索します。 Go Kurosawa が紹介する新進気鋭のサイケデリクス・クリエイター、日本/アジア/欧米を股にかけて活動するGo kurosawa、TaiTan(Dos Monos)との対談、Eastern Margins、Yellow Fangら 新しい文化のありようを切り拓いてきた5組のフロントランナーへのインタビュー、中国で広がる寺山修司、横尾忠則、YMOブーム、注目のインディパブリッシャー10組など手探りで取材した「アジア特集」。ぜひお楽しみください。 編集:WORKSIGHT編集部(ヨコク研究所+黒鳥社) ISBN:978-4-7615-0932-3 アートディレクション:藤田裕美(FUJITA LLC.) 発行日:2024年11月13日(水) 発行:コクヨ株式会社 発売:株式会社学芸出版社 判型:A5変型/128頁 定価:1800円(税抜き)

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