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『WORKSIGHT』vol.28。
山の寄り合い特集ということでしたが、全然山の話ではありませんでした笑 誌面の内容になるオランダ人との集いを栃木の山で行ったとのことでした。
江戸時代の読書会、沖縄などでの模合、地震に関する風刺画や戯画ともいえる鯰絵、西洋の直線的感覚ではなく円環的な時間感覚の干支。
その4つをとっかかりに、オランダと日本のいろいろな対比が挟み込まれ答えのない対話が対話のまま進み終るという内容。利害や出自、年齢や性別の属性など当然ながら様々な人がいるなかでどう対話できるか、というヒントや可能性を考え、それぞれが想像や思考する余白もある号かと。
個人的には、学問が立身出世と結びついていなかったからこその自由があった江戸時代の読書会の話、そして被害意識だけじゃない儲かった人の姿も同等に描く風刺画や戯画的な鯰絵の話がとても面白かったです。
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(公式HPより)
大阪・関西万博に参加中のオランダは、パビリオンを飛び出し、日本各地でさまざまな対話・協働を行う「文化プログラム」(Dutch Cultural Program)を開催している。WORKSIGHTもそのプログラムの一環としてコラボレーションを実施した。
2025年5月、編集部はオランダからのゲストと、日本の研究者、編集者、デザイナーらを集め、栃木県さくら市喜連川のお丸山ホテルを会場に1泊2日のスタディキャンプ(合宿)を開催。そのディスカッションの様子を一冊丸ごと使ってドキュメントする特別号『WORKSIGHT[ワークサイト]28号 山の寄り合い Yoriai On The Hill』を制作した。
スタディキャンプのテーマは「Ideas from Asian Vernacular」。日本のさまざまな民俗を紹介し、国籍や立場を超えて議論することで、これからのわたしたちがどのように集まり、どう対話することができるのかを考えることを狙いとした。具体的な題材は4つ。江戸時代に立場を超えた討論空間を生んだ「読書会」、現在も沖縄に深く根付く金融と相互扶助が一体となった仕組みである「模合」、江戸末期に地震災害を多層的に捉えた「鯰絵」、干支の循環する時間がつくる人のつながりの一例である「生年祝い」だ。
参加者たちは結論の出ないテーマに対して、休み時間や食事の間もぐるぐると話を行い、それぞれの体験を共有していった。それはまるで民俗学者・宮本常一が名著『忘れられた日本人』に記した「寄りあい」のような場所となった。
WORKSIGHT28号では「寄り合いを終えて」と題して、参加者それぞれに合宿の振り返りを依頼した。すると、オランダの「文化プログラム」全体のファシリテーションを行うStudio The Future共同ディレクターのヴィンセント・スキッパーから、誌面の枠を大幅に上回る熱のこもった原稿が送られてきた。本誌では泣く泣く抜粋版の掲載となってしまった彼のメッセージを、今回のニュースレターで全文掲載し、お届けする。