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東京のある街に貼られた人種差別目的のステッカーを剥がして凍らせた記録写真集『FREEZE OVER』が新刊入荷。
その街の書店の目立つ所には、数年間だがヘイト本が置かれていたそう。それに対して著者はこう書く。「あの時に人々の心に蒔かれた邪悪な種があったのではないか」。
誰かが書かなければ無かったことになっていたかも知れない街の記憶であり、しかし見逃しているだけできっとどんな街でも似たようなことは起きているのであろう小さな記録でもある。